2008年09月17日
大決戦!超ウルトラ8兄弟 批評
大人向けに制作されたULTRAMANとその流れを汲んだネクサスが共々失敗に終わったことでマックスからM78星雲の設定が復活する。そして従来のウルトラ兄弟としての流れを汲んだメビウスの劇場版はウルトラ兄弟と往年の役者の登場によりウルトラシリーズを見て育ったファンを戻すことに成功した。
今回の劇場版は昭和と平成3部作のコラボにより広範囲の年齢向けに制作された映画ともいえる作品。
設定上、平成3部作とM78星雲のウルトラマンは同一に扱えない。そのため平成3部作の劇場版ではティガ、ダイナ、ガイアの共演はあったもののウルトラ兄弟が登場することはなかった。しかし、ウルトラマンが存在しないリアルな世界に近い世界を用いたことで昭和シリーズと平成シリーズの共演を可能にした。パラレルなお話なだけにそれぞれの登場人物がお付き合いがあるという狭い世界観やご都合主義的な設定になっているが、お祭り映画ならではの雰囲気が気にさせない。
内容としてはヒーロー物の王道であり、ファミリー向けである分、ストレートな内容で一機に見せているが、ドラマ部分は子供向けへのメッセージといよりは大人へのメッセージ色が強いと感じた。ダイゴの変身シーンまでかなり引っ張るがコネタがいろいろと有る分、退屈することなく観れた。また、メビウスの劇場版では登場しなかった往年のヒロイン達の登場や同窓会的な雰囲気等、昭和世代向けの趣向が強かったのも退屈しない要因なのかもしれない。ダイゴの変身以降は一機に変身のオンパレードが始まりもう涙なしでは観れない。残念なのは前作ほど、怪獣との戦いに重点が置いていないところ。その後の話はニアンスだけで良かったような気もするが…。
メビウスが噛ませ犬的なところやフォームチェンジが無い、主役である平成シリーズの見せ場がそれ程無い等、気になる部分もあるが往年のウルトラファンとしてはヒロインが勢ぞろいするだけでも必見の一本。
個人的な評価は85点。エースが二人で変身したら+5点はあったな〜、とりあえず今回もDVD購入だな。
Posted akei : 2008年09月17日 00:58 | 【cinema】
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