2010年02月07日
グレンラガン 紅蓮編・螺巌編 批評
グレンラガンの螺巌編DVDを購入したので先に購入して未見だった、紅蓮編と共に一気に観賞。
基本はテレビ本編をベースに映画用に若干の変更と新作カットを加えての総集編。ただ、総集編の域を出ていないのだが残念なところ。前後編として在る程度の時間があるのだからエウレカ、マクロスFみたいに映画ならではの大きな改変があっても良かったのではと思った。
紅蓮編は可も無く不可も無くといったところか…。テレビシリーズの熱い展開を期待すると総集編ならではの物切れ感は否めない。螺巌編を観た後で感じたことはカミナの死以降はニアとの出会いで留めても良かったのではと思った。螺巌編の冒頭のまとまり感を観ると四天王戦は確かに紅蓮編で終わりたいのも分かるのだが、いっそ四天王は無くても良かったのかも知れない。ただ、ニアの件とシモン復活を考えると致し方ないのかも…。
螺巌編はテンポ良くまとまっていた割には最後が間延びした感じが否めない。シモンが螺厳の力に戸惑うシーンにより牢獄のシーンがテレビよりも意味合いが強くなり良かった。ロージェノムとの戦いも良い感じにまたとまっていたが、キタンの死までが割と足早に感じた。アンチスパイラルとの決戦をじっくり描いた割には映画ならではのサービス的な要素しかなかったのが残念。テレビ版最終回の流れは時間配分が絶妙であり、アンチスパイラルとの戦っている時の空色デイズでの盛り上げ方、地球に戻ってからニアが消えて行くまでのBGMのLove Consevativeの使い方は秀逸であった。テレビの最終回のテンポからすると映画は蛇足過ぎて途中飽きてきた。特にニアが途中で消えることが全員に分かったことで結婚式でニアが消えるシーンは蛇足でしかない。どうせ、大グレン団でキタン以外を生存させたのなら、ニアを生かすぐらいの改変があっても良かった様な気もする、もしくは最後は北斗の拳のようにシモンとニアがみんなの前から姿を消してニアの最後はシモンひとりで見届けるイメージで終えて、20年後のシモンのシーンに繋がればキレイな感じもしたが…。20年後のエピローグでシモンのその後の行動に理由づけがついたのと、テレビと違い指輪をもっていることでシモンの行動にある種の説得力があって良かった。
先にも書いたが映画ならではの楽しみとテレビ程の熱さがなく中途半端に思えたのが残念。
ここ最近のアニメの中では1・2を争う位好きな作品なだけに辛口評価になったが
紅蓮編60点・螺巌編50点
Posted akei : 2010年02月07日 02:44 | 【cinema】
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