2010年12月19日
トロン:レガシー 批評
トロン:レガシーをリメイクと間違えている輩がいるが、28年前のトロンの続編である。
前作のモノクロベースに一部CGとアニメの融合であったプログラムの世界が30年近くの歳月を得て見せる映像美は素晴らしい、ただ前作の無機質的な雰囲気と違い、近未来世界というイメージになったのは違和感を感じた。プログラムが発達して世界観も変わっているなら変化した課程をみせて欲しかった。前作を知るものとしては、部屋の一室が普通に爆発しているシーンは失笑であり、プログラム的な演出で見せてほしかった。
本作の売りである3Dは全編3Dではなく、視覚効果を狙った演出部分の使用となっている。視覚効果としての3Dは確かに見応えあるものの、2Dでの割合が多く全編3D感を期待すると期待外れとなる。
映像で個人的に驚いたのはケヴィン・フリンの若かりし頃を61歳のジェフ・フリンジが演じており、CGにて処理している映像には違和感がなく、驚きの一言である。今後はこの手の処理は増えそうだ。
物語はファミリー向け全開であり、娯楽メインとなっているので難しい話しは一切ない。プログラムのことを若干知っていれば、世界観をより楽しむことはできる。しかし、前作からするとあまりにもファミリー向けになり過ぎて物足りなさを感じる。トロンというタイトルが有る割にはトロンの活躍が少ないのは残念。前作のトロンを知らないとトロンとジェフの絆はわかりにくい。
話しに捻りは無いものの映像美を観るだけでも価値はあり、ただし前作程の感動がなかったのが残念。ヤマトよりは楽しめたので60点。
Posted akei : 2010年12月19日 19:08 | 【cinema】
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