2016年02月16日

残穢 -住んではいけない部屋-

小野不由美のホラー小説「残穢」を、『予告犯』などの中村義洋監督が映画化。
個人的には中村義洋監督といえば、「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズが思い浮かぶ、しかも監督自らナレーションをしており、その淡々と語るナレーションはあのシリーズの世界感を担っている一つとも言える。そして残穢の予告に呪いのビデオのスタッフVerがあり、しっかりとその予告のナレーションも監督自らがおこなっているのが面白い。個人的には大変満足度の高い予告だった。
さて、話を戻してこの残穢だが、ある意味では呪いのビデオシリーズの集大成ともいえる出来だった。また、よくあるホラーな作りではなく、ただただ不気味の一言につきる。話はホラー要素というよりはミステリー要素の方が強く、おっかなビックリを期待してると肩透かしを食らう。
内容としては、一つの投稿から始まる、奇怪な事象はひも解く内に実はその土地に纏る事件に繋がっており、その事件をひも解くと、さらに違う土地で起きた大事故へとつながり、そして…。
まさに、呪いのビデオシリーズでのモキュメンタリー部分のそれとなっている。自分は呪いのビデオでこの手の流れは慣れていたので、結構内心は2828為っ放しだった。特にラスト近くにある某ホームビデオ映像は大笑いしてしまった。しかし、終盤まで不気味さを漂わせつつも淡々と話がすすんでいくだけに、物語に入り込めないと退屈な映画に感じるだろう。

個人的にはかなり楽しめた映画だが、正直、ラストは蛇足と感じた。
呪いのビデオシリーズに嵌まっている方なら結構たのしめると思う。

Posted akei : 2016年02月16日 03:23 | 【cinema

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